自己愛性パーソナリティー障害の彼氏と4年間付き合ってた話〜共依存カップル〜

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こんにちは ユリカです

 

今回は自己愛性パーソナリティ障害の人と過去に付き合ってた頃のお話です

 

私もその当時は躁鬱、自傷行為、不安障害、摂食障害などを抱えておりました

 

自己愛が極端に低い私と自己愛が極端に高い彼…

 

そんな私たちが4年間の時間を共にしました

 

今日のブログでは「自己愛性パーソナリティ障害の特徴・原因・接し方」を私の経験談を交えてお伝えできればと思います^^

 

 

自己愛性パーソナリティとは

 

●自己愛性パーソナリティ障害とは

ありのままの自分を愛することができず、自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込むパーソナリティ障害の一類型である

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

 

パーソナリティ障害は極端な性格の偏りが理由で自分自身だけでなく周りも巻き込み苦しい状態になるという事です

 

「自分はできる」と思うことは大切で、ある程度の自分に対してのプライドや自信は必要だと思います

 

ですがそれが現実と理想(妄想)のギャップを受け入れられず、人間関係にも影響してしまうと病気に発展してしまうのです

 

自己愛性パーソナリティ障害の特徴

 

ではその人たちにはどんな特徴があるのかご紹介します

 

・自分は優れている人間だ、特別な人間なんだと思っている

・高い地位にいる人達こそ自分を理解すると思っている

・過剰なほど傲慢な態度

・人は利用するものだと考える

・他人からの賞賛を常に求めている

・過度な将来への期待、成功の空想をしている

・羞恥心を恐る(人からの批判に敏感)

・人間関係で問題を抱えやすい

 

まさに私の当時付き合っていた彼は上記に全て当てはまっていました

 

少しその時のお話しをしたいと思います

 

自己愛性パーソナリティの彼氏

 

まず彼はプライドが高く現実に目を向けるより常に将来の展望や成功を語る人でした

 

またお金のことに関しても「親の金はあるだけ使う。」という考えで

 

自分の成功のためなら”人を利用して当然”という考え方でしたね…

 

※税金などは滞納するか親に払わせる思考

 

そして常に自分のことを自慢していました

「自分はこれだけ凄い人間なんだ」「将来はこうなってるから」みたいな

 

また常に貯めたお金は現金で全て財布に入れており「これだけ俺はお金を持っているんだ」と見せびらかしていました

 

お会計の際、あえて店員さんにその札束を見せるようにしてお金を払うとか^^;

 

そして他人からの批判に敏感な人で喧嘩の際、彼に対して私は「時間にルーズな点」を指摘したことがありました

 

いつもデートには一時間は遅れてきて尚且つ謝ってくれたこともありませんでしたからね…(ありがとう・ごめんなさいが言えない人だった)

 

しかし彼はいつも自分を批判されているように感じると異様に言い訳をして自分をフォローして誤魔化そうとするのです

 

また仕事でも人間関係のトラブルをよく抱えている人でした

 

遅刻するのは当たり前で、職場の飲み会にも参加せず、周囲はそんな彼に気を使う始末…

 

「俺は悪くない」というのが決まり文句のような人でした

 

ではどうしてそもそもこの病気になってしまうのでしょうか

 

自己愛性パーソナリティ障害の原因

 

原因は様々ある中で下記のことが挙げられます

 

・元から敏感な気質があること

・親からの過剰な甘やかしがあった

・幼少期の自分に対する他者からの賞賛や過大評価があった

 

この他にもたくさんの原因がある中で自己愛性パーソナリティ障害になっている人たちの根本は「人に受け入れて欲しい」と思っており、幼少期に親からの「正しい愛情」が不足していたことも挙げられます

 

実際にこれはその彼にも当てはまっていると私は感じました

 

確かに彼は幼少期サッカー少年で将来はサッカー専門校に進学しプロのサッカー選手を目指していました

 

また有能なサッカー少年だったこともあり親や他人の評価も沢山あったと言います

 

しかし夢が叶わなくなり人生の挫折を経験

 

それに加えて親の態度も急変したと言います

 

過去に自分で感じていた自信や栄光、周りからの評価が全てなくなり、彼は「サッカーのない人生なんて生きる意味がない」と思ったそうです

 

私はこの病気を知り、調べる中でやはり”幼少期の環境や経験”が将来の自分の精神状態に関係してくるのだと思いました

 

心の病気って何らかの幼少期のことが原因になっていることがほとんどだと言う事ですね

 

自己愛性パーソナリティ障害者への接し方

 

ではもし周りの職場の人や彼氏がこのような特性を持っていたらどのように対応していくのが良いのかお伝えします

 

まず一番大切なのはこの病気を”正しく理解する”という事です

 

病気である限り常識的な対応は意味を成しません

 

しっかりとこの病気のことを調べ、その上で対応していきます

 

対応の仕方としてはある程度の距離を保ちつつ、自分ができることを相手に伝えるということです

 

自己愛の人たちは自分の目標達成のためには他者を利用します

 

それに私たちは振り回されるわけですね

 

なのでその人に向けてアドバイスをするわけでもなく、まず自分ができる範囲のことは優しく伝え、それ以上の求めていることはできないと伝えましょう

 

職場の人間関係での中ならなおさらですが、その人とは一定の距離を保って行くのが大切です

 

最後に

 

その頃の私は人に嫌われるのを極端に恐れていて自分に対しても自信が全くありませんでした

 

しかし彼は私の逆で自信の塊、自分の意見を他者にはっきり示すことができます

 

なので私はそんな彼を私は魅力的に感じていたのかもしれません。自分に持ってないものを持っている人ってよく見えるものですから…

 

しかし私たちの根本は「他者からの愛情が欲しい」「自分を受け入れてほしい、認めて欲しい」というのは同じです

 

もはやその時の私たちの関係はお互いに必要とし合っている共依存の関係」と言っていいかもしれません

 

しかしそんな中でこの自己愛性パーソナリティ障害の彼に振り回されたエピソードは沢山ありました

 

これもいつかお話しできればと思います

 

では今日はこの辺で♪

 

また別記事でお会いしましょう^^