親の怒り方で子供の性格が決まる?!〜怒り方の違いで子供に与える影響〜
こんにちは ユリカです
今回は「子供への接し方」についてお話ししていきます
怒り方ってとても大きく子供に影響することはご存知でしょうか
幼少期の子供には「愛情を与えてあげる」「自己認識や理解を示す」などが大切です
まず子供の性格はほとんどが家庭環境がベースとなり、そのあとの周りの友達や人間関係で決まると言われています。※親の遺伝子も多少関係あり
そこで今回は皆さんに「怒り方の違いで子供の性格にすごく影響が出ること」「間違った怒り方で将来子供が精神疾患にかかるリスクや人間関係に悩んでしまうかもしれない」ことを知ってほしいと思います
ではさっそく本題に入っていきたいと思います
(今回は摂食障害関係でなく全ての親に向けての記事です)
怒り方には二つのパターンが存在する
・子供の行動に注目した「行動コントロール型」
・子供の心に注目した「心理コントロール型」
どちらか一つは間違った怒り方です
間違った怒り方をしていると子供が将来、人間関係に悩みやすくなったり、精神疾患にかかりやすくなってしまうんです
ではこれから詳しく説明していきます
行動コントロール型
→子供がしている行動を怒ること
例えば、
・宿題をしていない子供に「宿題しなさい」と怒る
・帰宅後に手洗いうがいしていない子供に「帰ったらまず手洗いうがいしなさい」と怒る
これは子供の行動じたいを注意している怒り方になります
心理コントロール型
→子供の性格や心を怒ること
例えば、
・成績が悪い子供に対して「本当に貴方は出来ない子だね」「勉強しないで怠けているからだよ」
・周りの他の子供を比べて「あの子はこんなに良い学校行ったんだって」「あの家の子の方がお利口さんだわ」
など周りと自分の子供を勝手に比べた発言をしたりすることです
怒り方の違いで子供に与える影響
どちらが子供が将来メンタル的問題を抱えやすくなると思いますか?
もうお気付きかと思いますが後者の「心理コントロール型」になります
この怒り方をしていると子供は自分に自信が持てず内気で人と話すことが苦手な子になりやすいのです
「自分って他の子よりもダメな子なのかな」
「親は自分のこと嫌いなのかな?」
なんて思う傾向が強くなってしまうのです
怒る時に気をつけるポイント
それから怒るときには意識してほしいポイントがあります
それは「声のトーンを統一すること」です
なんでかと言うと「親の機嫌で怒られている」ということを防ぐためです
子供というのは純粋で親の少しの変化にも敏感なものです
もちろん親も人間ですからイライラしているときは配慮できる余裕がなくなることもあるでしょう
ですが勢い任せに怒りそうになった時は少し深呼吸してみてください
自分では冗談のつもりだったことでも子供は素直なので言葉のまま親の言うことは受け取ります
最後に
世の中には毒親と言われる親がいますがおそらく心理コントロール型傾向が多いかと私は思っています
幼少期はその子の長い人生の中で本当に短い間しかありません
その時期に親が大半の子供の性格を決め、それがその子の将来にも影響していくのです
子育て中の方、ぜひ怒る時はその子の行動を怒ってあげてくださいね
そしてたっぷり愛情を注いであげてください
あなたのことは大切だよ、大好きだよ、と沢山ことばで伝えてあげて下さいね^^