通院する・服薬する=完治ではない?~病院に受診する意味とは~

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 こんにちは ユリカです

 

今回は前から書きたかったトピックについてお話します

 

今メンタルの病気と闘っている人で病院に通院し、服薬治療?をされている方は多いと思います

 

それか家族は何とかして病院に連れて行かせたいが本人が行きたがらないとか、、、

 

様々な状況の人たちがいますよね

 

でも私の個人的な結果から言うと「病院に行ったから治る。薬を飲んでいれば治る」ということはだと思います

 

なぜなら心の病気だから

 

頭が痛い、熱があるとなら病院行って薬飲めば治りますよね

 

しかし心の病気って目に見えません

 

なんならどこまで行けば完治とかいう定義もはっきりないものです

 

なので私は病院はあくまで「病気と向き合うきっかけ作り」なのかなって思います

 

具体的なお話をこれからしていきますね

初めて心療内科に行った話

 

私が心療内科に初めて行ったのは過食症になったときでした

 

それまでは拒食症で年齢も若く体にも不調がででいたので心療内科や精神科ではなく内科に通院していました

 

※拒食症のお子さんをお持ちの方はぜひ内科受診から初めて見てください。

なぜなら拒食症で本人の自覚がないときには病院に行くことさえ拒む可能性があります。内科なら風邪を引いたときも行くので本人にとっても抵抗がないかもしれません。

 

そして当時のわたしは過食症の症状に精神的に参っていました

 

なので病院にいってしっかり診断をしてほしかったんです

 

そして医師から「あなたは過食症です」と診断されたとき何だかホッとした気分になったんです

 

だって今までの異常行動は過食症って病気になっているからなんだって分かったから

 

なので私は明らかに最近の自分の行動がおかしいとか感じているのであれば迷いなく心療内科の受診をおすすめします

 

そこでもしちゃんとした病名が分かれば「自分はこういう心の病気になっているんだ」って自覚も持てるからです

 

そしてそれからその病気と自分自身とで向き合っていけばいいんです

 

なので病院を受診することって最初のスタートというか自分自身と向き合うことをスタートさせるきっかけになれると思います

 

しかしまだ心の病気を専門とする病院に行ったことがない人は、そういう病院って何だか行きづらいとか暗いイメージを持っていませんか?

 

安心してください。感想としては今まで行った心療内科ってどこも入りやすく居心地も普通の病院と変わらないところが多かったです(笑)

 

精神科の名前では行ったことがなく心療内科だけの経験になるんですけどね.^^;

 

しかもけっこう不眠だけでいく人もいるし中にはカップルで来ている人達もいるのでそんなに身構えて考えていなくてもいいと私は思っています^^

 

精神薬はあくまでお守り代わり

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たいていどこの心療内科、精神科でも薬の服用を勧められることでしょう

 

最初であれば私は薬をしっかり飲んでいて問題ないかと思います

 

なぜなら強い不安感などが押し寄せてくるのであれば薬を服用することで安心に繋がったり、お守り代わりに安定剤をもっていれば外出先で何か起きても安心です

 

また統合失調症などで幻覚や幻聴が酷いのであれば薬である程度改善の余地もあるかと思います(あくまで完治ではなく少し改善される程度)

 

ですが服用を続けて気をつけて頂きたいのがODです(オーバードース

これは規定量より多く薬を飲んでしまうこと

 

薬に依存しすぎるとこれが起こる危険性があります

 

実際に私はこれになってしまいました

 

強い不安感に襲われると無駄に大量の薬を飲み、意識が朦朧とする…

 

今思えば現実逃避みたいな行動でした

 

自分なんか消えてしまいたいの一心でそのような行動をとっていました

 

なので通院は週に一回。一度にもらえる薬の量に限りがあり、それはODを防ぐためで

した。

 

なので皆さんは薬に依存しないように気を付けてください

 

薬はあくまでお守り代わりです

 

何かあったときのための助っ人役なだけ

 

ODしったって現実変わりませんから(笑)

 

カウンセラーさんからの贈り物

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私は強い不安感に襲われると自傷行為やODをよくしていました

 

それかお酒、夜遊びなど。。何とかして今の気分から逃げ出したかったから

 

でも私はある日、カウンセラーさんから一つのミニ鶴折り紙をもらいました

 

そしてそのカウンセラーさんから「不安になったとき、どうしてもいられなくなったときは、ゆっくりまずは深呼吸。そして胸に手を当ててもう一人の自分に優しく”大丈夫だよ””大丈夫だから”って声かけてあげて」と。

 

「外を歩くときはこのミニ鶴を持ち歩いてもいいし、家に飾ってもいいし、抱きしめてもいいし.(笑)ユリカちゃんの使いたいようにしていいから^^」って言ってくれました

 

カウンセラーさんやわたしの主治医もみんな落ち着いた声で私がうまく説明できなくでも少ない言葉で私が言いたいことを読み取ってくれる先生たちでした

 

自分に合った病院を見つける大切さ

 

わたしは皆さんに「自分に合った病院を見つける」ってことを大切にしてほしいです

 

実際に私は自分が長く通院することにした病院と出会うまですごい数の病院をめぐりました

 

中には摂食障害専門の病院だったりしましたが、どんな有名病院や先生でも自分に合うかは限りません

 

ほぼ最初の受診で先生に相談するときにもう感じるものってあると思います

 

異様な上から目線の医師や受付からして態度悪いとか、聞き方も親身さがなく薬だけ出して終わりとかね

 

なので皆さんに合う病院は必ずあると思いますのでぜひ見つけるまで色々なところに行ってみてほしいです

 

自分に合った病院に通院することで自分と病気とで向き合っていくことができると思います

 

もちろん病院に通院しなくたって家族や周りの協力で完治に向かう人もいるでしょう

 

ですがそれが難しいと感じている人はぜひ実践してみてください

 

最後に

 

何度も繰り返し書きますが「病院に行ったからって完治はない」と私は思っています

 

病院に行くことでそれが数少ない外出の一つにできたり、自分に合った先生と出会うことで家族にも言えないことが先生には言えたり、自分の体調を客観視できるようになったり、薬をもらえることでそれが改善につながる人もいます

 

ですが根本は周りのサポートの中、自分が思考を変え、行動を変えてこそ完治に向かっていくんだと思っています

 

この記事が誰かのお役に立てたら嬉しいです

 

ではまた別記事でお会いしましょう^^