本当の過食症の実態を経験者が語る

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 こんにちは ユリカ隊長です

 

今回は過食症についてお話しします

 

実際、私自身「摂食障害」経験者で過食症の恐ろしさは

喧嘩を売るような言い方かもしれませんが、そこら辺の”精神科医”より当事者の気持ちは理解しているつもりです

 

私の過去の病歴については初回の記事に書いてありますのでご覧ください

www.yurikataichou.com

 

では早速、本題に移りたいと思います

過食症とは

 

食べ物を異常に食べる

 

食欲のコントロールができない

 

そしてそれを嘔吐したり下剤を乱用して排出したりを繰り返す病気です

 

時々、ストレスが溜まり食べすぎることは人間誰でも起こり得る話ですが、過食症患者は違います

 

過食症の気持ち

 

過食症という病名がついてると言うことは

自分の食行動の異常によって普通な生活が困難になることです

 

健康な人でも起こり得る”やけ食い”というのではなく

 

過食症患者にとっては

 

「食べたくないのに食べてしまう」

 

「太りたくない」

 

「食べだしたら止まらない」

 

スイッチが入ったかのように食べだしたら苦しくなるまで食べ続けてしまうのです

 

中には「太りたくないのに食べてしまう自分」に罪悪感を感じているのにも関わらず、泣きながら食べ続けている人もいます

 

泣くまでして食べ続けてしまう

 

それは自分の意志ではコントロールできないものなんです

 

私も実際いつも過食するたび思っていました

 

「食べたくない」

 

「太りたくない」

 

…しかし食べだしたら止まらなくて

 

そんな自分が許せなくて

 

「なんて自分は愚かなのだろう」

 

「なんて自分に甘い人間なのだろう」と…

 

隠れながら食べ続ける日々

 

過食の症状が本格化してきた頃、母は私の異常さに徐々に気付き始めているようでした

 

ある日から私はいつも家族が寝静まったあと一人でリビングのキッチンに行くようになりました

 

…過食するためです

 

私は拒食症から過食症になった人間です

 

なので根底には「人より食べたくない」とか

「自分が食べている姿を見られたくない」という気持ちが強く、

 

だからこそ私は家族が寝静まるまで待ち、夕食の残りや食パンなど過食していました

 

過食スイッチ

 

過食するときは「過食スイッチ」というのがあるような感覚になります

 

どういった感覚かというと

 

「無性に何か食べ物を詰め込みたくなる感覚」です

 

しかもそれは突然やってきます

 

自分の意思に反して襲ってくる衝動

 

だからこそ過食か終わったとは放心状態、罪悪感が襲ってきます

 

「また太ってしまう」

 

「太っていく自分なんて醜い」

 

特に拒食症を経験している人なら

 

「痩せていない自分には価値がない」

 

と思ってしまいます

 

なので

 

「太っているくらいならこの世から消えてしまいたい」

 

と思ってしまうんです

 

まとめ

 

過食症という病気は嘔吐や下剤乱用などもあり

どうにかして体重をコントロールしようする人がほとんどかと思います

 

なので拒食症よりも見た目では判断しにくい所が難点です

 

見た目は健康な人に見える方こそ過食症で苦しんでいる人たちのSOSは他の人に届きにくいのです

 

私も拒食症の頃は少しは周りの理解が得られたものの、過食症になってからは誰も気づいてくれないし、食べるのが止められないなんて意志が弱いのだと思っていました

 

ですが過食症当事者のからすれ毎回過食してしまう自分が嫌いで仕方ないのです

 

もし身の回りに過食症で悩んでいる人は

少しでもこの記事をみてこの病気がどういうものか理解していただきたいです

 

 

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!

 

別記事でまたお会いしましょう^^