拒食症の子供への接し方とは

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こんにちは ユリカ隊長です

 

今回は引き続き家族の方向けの記事になります

 

もしお子さんが「拒食症かも?」と疑問を持たれている方はぜひ

前回の記事でお伝えした内容を見てくださいね

 

www.yurikataichou.com

 

これからお話しするのは「拒食症」の子供に対しての接し方についてです

 

まず初めに人には性格があり同じ言葉でも伝わり方や感じ方は違います

 

なのであくまでも私が体験したことをベースにこの記事は書こうと思います

 

思春期

拒食症になる年齢は思春期の頃が一番多いと言われています

 

確かに女の子ならお化粧に興味を持ち出す時期、

 

外見にも気を使い出す時期とも言えますね

 

そして今では小学生の女の子たちでさえダイエットをしている時代になってきています

 

ではもし見るからに拒食症の傾向が見え始めた時、あなたは子供になんて声がけをするでしょうか?

 

まずは急激に痩せ始めている子供を見て心配になる親が多いかと思います

   

「どうしたのかな?」

 

「なんで食べてくれないの?OR食べないの?」

 

「ダイエットのしすぎじゃない?」

 

など様々なことを思うことでしょう

 

だからと言って心配しているその感情のまま子供に迫ってはいけません

 

以下の言葉に注意して正しい言葉選びをしましょう

 

NGワード

  

「なんで食べないの?」

 

「最近、全然食べてないじゃない」

 

「もっと食べなきゃダメよ」

 

「そんなのだけじゃ栄養にならないよ?」

 

「残さないで全部食べなさい」

 

「そんなんじゃ元気でないよ?OR病気になるよ?」

 

このような言葉は全てNGワードになり得ると私は思います

 

心配になるあまりこんなことを軽く親心で言われる方は多いとお察しします

 

しかし

 

これらの言葉、拒食症の人には効かないんです

 

ではもしあなたがこのような声がけをした場合、子供はどのように思うか見ていきましょう

 

拒食症の子供の気持ち

 

これらの言葉を言われた子供は少なからずこう思ってしまいます 

 

「うるさいな、ダイエットの邪魔しないで」

 

「私はもっと痩せたいのに何で邪魔するの?」

 

「私なんか放っておいてよ」

 

そしてこれから次にどんな感情になるかと言うと

 

「いちいち私のこと監視しないでよ」

 

「なに、私の食べる量とか見てるわけ?」

 

「私に構わないでよ」

 

 

こんな風にう子供達もいます

 

子供が思春期であれば尚更でしょう

 

思春期というのは親が言うことを素直に受け入れがたい時期でもありますからね

 

もちろん拒食症の子供の中には元々親の言うことを聞いて真面目なお子さんもいるかもしれません

 

ですがそんな子さえおそらく拒食症を発症すれば、食に対してだけ敏感になり性格が変わったかのように反抗してくる可能性もあります

 

しかしそんな時に忘れないで欲しいのは

 

子供が食事を拒んでいるのは既に拒食症に支配されているから

 

かもしれません

 

なので間違った言葉を子供にかけてしまい、子供が怒るかもしれませんが

 

それは『病気のせい』、『拒食症の症状』ということです

 

もし子供が貴方の注意に対して怒ったとしても子供はあなたの気持ちを理解しています

 

「私だって食べたい…けど食べられないんだ」

 

「食べることが怖いから食べられない」

 

「食べたいけど、太る怖さが大きくて食べれない」

 

こんな気持ちで子供は思っていることでしょう

 

ですので決して

 

「あんな子じゃなかったのに」

 

「なんで言うこと聞かないの?」

 

「なんで分かってくれないの?こんなに心配してるのに」

 

 

 なんて思わないで欲しいのです

 

では正しい声かけとはどういったものなのでしょうか?

 

それを少しお話していきますね

 

OKワード

 まずは心配のあまり子供に当たるような言葉や怒っているような態度は見せないで下さい

 

何か声をかけたいのであれば「今心配している」ということを最初に示しましょう

 

それも落ち着いた声のトーンで優しく伝えてあげてください

 

「お母さん、最近あなたがご飯をあまり食べてないみたいで少し心配しているの」

 

「もし嫌なこととか、あったら気軽に話していいからね」

 

「もし食欲ないのなら食べれるもの買ってくるよ」

 

など食べていないことを怒るようなことは言わないでくださいね

 

子供に回答を迫るようなことも避けましょう

 

相手の気持ちが知りたいのであれば、まずはあなたの気持ちを優しく伝えることから始めてみましょう

 

「あなたの事を大切に思っているから心配してしまう」

 

一人で悩まないでほしい、という気持ちを伝えましょう

 

最後に

 

摂食障害の子供を持つ親に多い傾向としては

上記で挙げたように「自分の気持ちをうまく子供に伝えられていない」という親が多いということ

 

だからこそ子供は親に愛されていないと思ったり、自己肯定感が低苦なりやすかったりします

 

もちろん家庭環境一つで摂食障害を発症するとは限りません

 

そのほかに学校環境だったり、友達関係など人間関係の悩みというのもあります

 

ですがその子が生まれてきてから一番その子の側にいる家族が、

少しでも「摂食障害」や「拒食症」などについて理解を示してくれたらと思います

 

 

 

では今日はこの辺で

 

また別記事でお会いしましょう^^