【拒食症:体験記】幼少期の記憶〜父と母という存在〜

f:id:yurikataichou:20190802212936j:plain

 

こんにちは ユリカ隊長です

 

今回は少し私の家族について触れようかと思います

 

初投稿では少し私の自己紹介をしましたので

気になる方はどうぞ

www.yurikataichou.com

 

 

楽観的な父親 

 

小さい頃、私は本当にお父さん子だった

 

仕事が忙しく帰りが遅かったが週末になると

一緒に外でも家の中でも遊んでくれた

 

見た目はすごく温厚な雰囲気で小太り…

 

お酒も大好きで毎日晩酌は欠かせなかった

 

そんな父が高血圧を理由に

 

「少し痩せないと。ダイエットだな」

「禁酒しないとまずいな…」

 

と母には言った

 

だが、楽観的でポジティブな父…

 

すぐにダイエットや禁酒を始めてもすぐ挫折し続かなっかった

 

父に対する感情の変化

 

思春期に入り、すごくお父さん子だった私が父を避けるようになった

 

年頃っていうこともあったかもしれないが

 

それに加え、「ダイエットにいつも失敗している父」

そんな父が身近にいた環境でダイエット中の私は余計にこう思った

 

「あんな父みたいに意思の弱い人になりたくない」と。

 

父は急に私の態度の変化に驚き、ショックを受けたようだった

 

中には父に対して嫌悪感を抱かない娘もいると思う

 

今はいつも笑顔な父が大好きで、”健康のため”に

ダイエットや飲酒は控えて欲しいと思っているが

 

『摂食脳』に支配されていた当時は食生活にだらしない父が許せなかった

 

だから私は今更ながら思うことがある

 

摂食障害になっていなかったら父を傷つけなくて済んだ”

 

のではないかと…

 

 

バナナダイエット

 

ある日健康番組を見ていた時、「バナナダイエット」が紹介された

 

朝にバナナを食べて、その他の食事は何でもOK というものだ

 

何でも試してみたい父はすぐに実践しようと決めた

 

私もそれに乗ってバナナダイエットを開始する

 

朝食は毎日同じメニューを食べていた

 

8枚切りの食パン一枚にスライスチーズ、50gのヨーグルト

 

だが、バナナだけならカロリー的にも低く、

一日の摂取カロリーを抑えられると考えた

 

バナナは腹持ちがいいと番組では紹介していたが

たった一本のバナナだけではすぐにお腹が空き、

 

学校の朝読書の時間にお腹がグーグー鳴っていた記憶がある

 

夕ご飯もそんなに取らなくなっていたため寝る前にもお腹が鳴っていた

 

しかしそのお腹の中が空っぽという感覚が私にはすごく安心で心地よかった

 

厳しい母親

 

小さい頃、私の中で”母親は怒っているイメージ”しかなかった

 

振り返ると、父が仕事で毎日帰りが遅く子供の面倒を

見るのが母だけでストレスもあったのだと思う

 

兄二人は静かな性格で私は家族の中でおてんばな存在だった

 

そんな兄達はゲームの話でいつも盛り上がるため私は除け者

 

母も家事や在宅仕事をしていたため私は一人遊びが得意だった

 

絵を描く、工作、一人かるた、一人トランプ etc

 

その当時は母と一緒に遊んで欲しかったが遊んでくれないのが普通だった

 

だから別にそれに対して寂しい感情もなかった

 

だってそれが当たり前だったから

 

これを読んで親の立場の方はこう思うかもしれない

 

「え?遊んであげたじゃない?」って

 

でも子供って不思議なことに、

 

親が自分に余裕がない時、子供に当たるようにして怒るとする

 

少し言い過ぎくらいに怒るとする

 

そうすると親が考えているより何倍も子供は

些細なことでもそれを良い記憶としては認識しない

 

”よくいじめる側は覚えてないがいじめられた側は覚えている”

 

言わばそんな感じ

 

精神疾患のお子さんに悩んでる方は子供に聞いてほしい

 

「小さい時、お父さんってどんなイメージだった?」

 

「小さい時、お母さんってどんなイメージだった?」

 

人間の性格とは外の環境(学校など)でも影響してくるが

一番は家庭環境が本当に関係していると思う

 

私も病気で悩んでた頃は気づかなかったが、

 

というより気づこうとしていなかったのかもしれない

 

親が振り返るべきこと

 

あなたの子は

 

”お利口で何でも言うことを聞く子”ですか?

 

”一人でも遊べる子”ですか?

 

小さい子供は親の言うことを効かないのは当たり前です

 

それを正しくしつけるのは親です

 

でもあなたのお子さんが優しく素直な子だとしたら

あなたの前では笑顔を見せてるかもしれませんが

 

もしかしたら親の顔色を伺い、

 

親の悲しい顔を見たくない、

 

親を困らせたくない、叱らせたくない、

 

と思っているかもしれません

  

本日は以上です

 

今後は少しご家族に向けてのブログも書いていけたらと思います

 

長くなりましたのでこの辺で^^