拒食症から過食症へ〜忘れもしない高校3年の夏〜

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こんにちは ユリカ隊長です!

 

今日は私の体験談をお話します

 

 

拒食症から過食症

 

摂食障害になり「拒食症」になる方のほとんどが

過食症」になることは知っている方もいるかもしれません

 

拒食症からの回復途中に過食症に移行してしまうケースです

 

中には過食症の症状が出ることなく拒食症を克服された方もいると思いますが、実際に私は拒食症から過食症に移行した人間でした

 

高校3年生の夏休み

 

私は高校3年の夏休み、過食する毎日が続き1ヶ月で体重が6キロ増えました

 

その頃私は中学3年生の頃から内科に週に一回通っていました

 

毎回の診察で体重測定、血圧、毎日記録した体重を先生に見せなければなりませんでした

 

私は体重が減ると先生に怒られると思い、一定の体重になるように体重をコントロールしていました

 

診察の際母が隣にいて私の最近の食事の様子なども先生に報告するという流れでした

 

なぜ内科だったかというと拒食症のせいで酷い便秘になっていたことや少し食べ物を食べると胃痛がする状態となっていたからと言う理由が最初でした

 

※しかし今考えると母は拒食症の症状がある娘を心療内科や精神科に連れて行くよりも「内科」に行こうと言った方が私が素直に言ってくれると思ったから?とも思います

 

 

病院に通うこと数年、母には「食べてもいいんだよ」と言われていて

私自身、食欲を数年我慢していたこともあり、

 

「少しいつもより多めに食べようかな?」なーんて考えていた時でした

 

過食になった日というのは厳密には覚えていませんが

高校3年の夏休みの一ヶ月間は今まで我慢していたものを大量に食べました

 

お腹がはち切れそうになるまで食べ、前なら翌日は絶食をしてでも

体重をコントロールしていた自分が翌日も食べて、食べてを繰り返しました

 

自分の意思を超える”何か”に体を乗っ取られているような感覚でした

 

食べるものは決まって今まで我慢していた揚げ物や甘い食べ物といった高カロリーのものばかりでした

 

自分の根底には「太りたくない」と意識はあるものの

手が止まらないんです

 

そしてお腹いっぱいを通り越して動けなくなるくらいまで食べ続けます

 

そのあとは「太ってしまう恐怖」「食欲が抑えられない自分への苛立ち」

 

なんで?なんで?なんで?・・・

 

今まで当たり前にできていた体重や食欲をコントロールできていた自分がもういませんでした

 

悔しくて、訳がわからなくて、どんどん太っていく自分が許せなくて…

 

自分を責める気持ちが増していく日々

 

相反する周囲の反応

 

そんな私をよそに母は食欲が戻った娘をみて安心したようでした

 

先生も内科医であるため私の異常さには気付かず

「体重が戻ってきたね」と言われました

 

その頃の私は自分の食欲の異常さに気付いていましたし、”助けて!”という感情もありましたが先生の診察の際には母もいる状況で自分の本音を言うことが出来ずにいました

 

おそらく「自分の異常さに気付かれて欲しくない」、というより「母を心配させたくない」「自分は平気」ということを見せたかったのだと思います

 

なのでその当時、周囲の反応とは全く私の心や感情は正反対のものでした

 

 

そしてこれから私の過食症状は悪化していきます

 

最後に

 

今も振り返り思うことは、拒食症から過食症になった人ならご存知かと思いますが

 

正直言うと過食症の方が辛い』と言うこと

 

この感覚は拒食症を体験しているからこそ分かることだと思います

 

拒食症の頃は痩せている体に満足しています

 

しかも食欲も体重を自分でコントロールできていると思っています

 

(そんな自分が好きな状態)です

 

なのに

 

過食症は拒食症とは正反対な症状です

 

自分の食欲が止められない

 

だからどんどん太っていく。。

 

”痩せていることが正義”と思っていた私は過食症になったのがキッカケで

 

その後様々な精神病を患っていくことになります

 

>>>>続きは次回

 

では今日はこの辺で終了にします!

 

また別記事でお会いしましょう^^